ジェール装備やマスターレベルの実装で、以前は半ソロで勝てなかったけど今なら勝てるかもしれない、ということでやってみたらちょっと危ない場面はあるものの勝てるようになったのでメモしておきます。
「エビュリエントナリフィケーション」対策
いきなりですが、Fuの固有技である「エビュリエントナリフィケーション」の対策から見ていきます。この技はフェイス含むPCのかかっている強化を吸収し、その種類(数ではない)に応じて与ダメージアップ&被ダメージアップの特性を得ます。また、吸収数がゼロであるか7種類以上の場合はバリアを展開し、高確率のひるみが発生するようになります。このため、大量に吸収されるとすさまじいダメージを受けてあっけなく終戦、かといって吸収させないとひるみまくって何もできずに時間切れ、という状態になってしまうので、どの程度吸収させたらFuの攻撃に耐えることができるか見定めることがポイントになります。
「どの程度吸収させたら」と言うのは簡単ですが、全員PCならともかく、フェイス入りだとそう簡単にはいきません。フェイスは可能な限り強化を撒いてくるため、無計画にフェイスを入れると多数の強化を吸収され、大ダメージを受けて終了してしまいます。自PCにかかっている強化を手動切りしたとしても、フェイスにかかっている強化は消せないし、何がかかっているかもわからないのでタチが悪いです。
ここでは失敗例も含めて、いくつか上げて見ていきます。
シーフの場合(MLv・ジェール実装前)
- プロテス
- シェル
- ハートオブソラス(ヨランオラン)
- ストンスキン(ヨランオラン自身と、ヨランオランから自PCへ)
- ヘイスト(ユグナスから自PCとセルテウスへ)
- ヘイスト2(コルモルから自PCとセルテウスへ)
- リフレシュ(コルモルからヨランオラン、ユグナス、セルテウス)
- ファランクス2(コルモルから自PCへ)
- フォトトロフラースとフォトロロフブレッシング(強化3種、ユグナスから全員)
ヨランオランのハートオブソラスが1枠取ってしまってもったいないことと、ヘイスト1と2が混在していて(コルモルはヘイスト1をヘイスト2で上書きしない)枠カウントが訳わからなくなること、ユグナスのフォトトロフ〜で強化が一気に3つもかかることが問題でした。
そこでコルモルを外し、代わりにチェルキキを入れたパターンが次です。
- プロテス
- シェル
- ハートオブソラス(ヨランオラン)
- ストンスキン(ヨランオラン自身と、ヨランオランから自PCへ)
- ヘイスト(ユグナスから自PCとセルテウスへ)
- リジェネ(チェルキキから自PCへ)
- フォトトロフラースとフォトロロフブレッシング(強化3種、ユグナスから全員)
この時点でシーフでの攻略は諦めています。
戦士の場合(MLv・ジェール実装前)
ヨランオラン、ユグナス、セルテウス、ブリジッドをスタメンとして、ウルミアとヨアヒムの2パターンで試しました。まずはウルミアパターンです。
- プロテス
- シェル
- ハートオブソラス(ヨランオラン)
- ストンスキン(ヨランオラン自身と、ヨランオランから自PCへ)
- ヘイスト(ユグナスから自PCとセルテウスへ)
- 歌1(ウルミア)
- 歌2(ウルミア)
- 歌3(ウルミア)
- フォトトロフラースとフォトロロフブレッシング(強化3種、ユグナスから全員)
次にヨアヒムパターンです。
- プロテス
- シェル
- ハートオブソラス(ヨランオラン)
- ストンスキン(ヨランオラン自身と、ヨランオランから自PCへ)
- ヘイスト(ユグナスから自PCとセルテウスへ)
- 歌1(ヨアヒム)
- 歌2(ヨアヒム)
- フォトトロフラースとフォトロロフブレッシング(強化3種、ユグナスから全員)
ヨアヒムは歌のかけ分けをしないため、ユグナスのフォトトロフ〜を外せば確実に全7種類に収まります。これでFuそのものに倒されることはなくなったのでいけるかと思いきや、時間いっぱい使って半分少し削るまでが精々で、倒すには至りませんでした。ここで力不足を痛感したため、半ソロ討伐は諦めました。
戦士の場合(MLv・ジェール実装後)
ということでマスターレベル実装後・ジェール装備実装後の戦士です。 前述の通り、どれだけ吸収させればよいかのデータは取れていたので、それらを踏まえて利用フェイスを再検討しました。
これまで常連だったヨランオラン、ユグナス、セルテウスを外し、クピピとチェルキキで白を確保、MP補給については再起用のコルモルと、何でも屋のモンブローで対応することにしました。結果、フェイスはブリジッド、チェルキキ、コルモル、クピピ、モンブローとなります。
- プロテス
- シェル
- ファランクス2(コルモルから自PCへ)
- ヘイスト2(コルモルから自PCへ) or ヘイスト1(チェルキキから自PCへ)
- リフレシュ(コルモルからクピピ、コルモル、チェルキキ、モンブロー)
- リジェネ(チェルキキから自PCへ、モンブローから全員)
- 魔攻アップor魔防アップ(モンブローから全員)
- サムソンパワー(強化7種、モンブローから全員)
再びコルモルを起用したのでヘイスト2をもらえるようになりました。チェルキキのヘイスト1をもらっているとコルモルはヘイスト2をしてくれないため、タイミングを見てヘイスト1を手動切りしてヘイスト2を確保します。
モンブローはさまざまな薬品に不安があるように見えますが、「守りの薬」はプロシェルと同枠のためノーカウント、「生命の水」はチェルキキのリジェネと同枠のためノーカウント、魔攻の「エレメンタルパワー」と魔防の「ドラゴンシールド」はどちらか一方の排他利用なので1枠とカウント、すなわち全ステータスアップの「サムソンパワー」だけ注意すれば問題ないことになります。サムソンパワーは幸い1分間でアイコンにも効果時間が出ているので、サムソンパワーの効果が切れて他の薬品を使ったタイミングでエビュリエントナリフィケーションを誘発させればまったく問題ありません。なお注意点として、中ボスがGlassy Thinkerでシャドウスプレッドを受けた場合や、道中のゴーストやカヒライスにスリプガなどを受けた場合、抗睡眠薬を使うフラグが立っているので、強化数カウントがややこしくならないようにFuとの戦闘前に一度返しておくことをお勧めします。
以上、長くなりましたがこれでエビュリエントナリフィケーション対策は完了です。
装備
桂馬と同じです。HP2700以上、命中1400以上、魔回避600以上、水氷耐性1以上が確保できていること、WS連携主体で削っていくことになるので、そのまま流用しました。
道中
1〜2層はコーネリア・コルモル・チェルキキ・ヨランオラン(UC)・モンブローを出し、2グループ絡めてショックウェーブ(ナンダカ使用)で始末していきます。ショックウェーブ戦法で行く場合、ユグナスなど範囲ダメージ攻撃を行うフェイスは全部起こしてフルボッコ自滅するので呼ばないほうがいいと思います。なお、コーネリアの代わりはヨアヒムです。
3層のドールはすぐにメルトダウン(自爆)してきますが、そこまでダメージは受けないのでまとめショックウェーブで大丈夫だと思います。ゴーストとカヒライスは魔法系でまとめにくいため、両手斧で1体ずつ倒します。スケルトンはロクソテクメイス+1で叩き潰していきます。
中ボス:Glassyシリーズ
Glassy
Thinkerはフェイスそのまま、ロクソテクメイス+1
ブラーシールド+1に持ち替えてジャッジメントで倒します。もし痛覚同化にジャッジメントを撃ち込むと6,000くらいもらって即死するので、立て直せるように端に引き付けて戦います。なお、上記装備であればシャドウスプレッド(呪い+暗闇+睡眠)もほぼ喰らいません。
Glassy
Gorgerもフェイスそのまま、ネイグリング
ブラーシールド+1に持ち替えてサベッジブレードで倒します。反撃などが面倒なのでリタリエーションとリストレントは切っておいてバーサクのみで倒します。たまに四連突でびっくりしますが死ぬことはありません(自分の場合)。心配ならバーサクなしでよいと思います。
大ボス:Fu
冒頭に書いた通り、フェイスはブリジッド、チェルキキ、コルモル、クピピ、モンブローです。
Fuは水属性と氷属性の魔法(ポイズン、パライズ、ウォータ、ブリザド、およびそれらの範囲魔法)、さらにディスペガを詠唱します。通常時はかなり硬く、固有技「エビュリエントナリフィケーション」によるダメージアップ状態をうまく利用することを前提に調整されていると思います。
ボスエリアに入ってフェイスを呼び出したら、適当に強化を2〜3種類かけておきます。最初のエビュリエントナリフィケーションはこちらを感知してすぐ使用するため、吸収数がゼロだといきなりひるみまくってグダグダになるためです。心眼などリキャストが短めのアビを使うか、ジュース類を持ち込んでリジェネ・リフレシュなどかけておくとお手軽だと思います。
抜刀して突撃すると殴らないように接近し(2024-02-14修正)、まず最初の「エビュリエントナリフィケーション」を使用させます。すぐに挑発して殴ってフェイスを起動、Fuとフェイスを引き離すように外周の柱の陰まで下がります。焦って距離を取ると全員引き寄せを喰らうため、じわじわ下がります。位置取りが落ち着いたら、八双やバーサクを使って削りにかかります。
FuのHPが残り75%に近づいてきたら、アビ強化はすべて手切りし、モンブローの薬品使用タイミングを見つつ、サムソンパワー中であれば後ろを向き、別の薬品を使われたなら一気に削るなどしてエビュリエントナリフィケーションを誘発します。
残り75%・2回目のエビュリエントナリフィケーションからは7種類の強化を吸収されることになるのでバリア展開、Fuの攻撃が苛烈になります。マイティストライクが重なった場合は特に危険なので、星眼・心眼・ディフェンダーで攻撃をしのぎます。少なくともマイティストライクの45秒間は攻撃を控えたほうがいいかもしれません。
マイティストライクの効果が切れたら、被弾の様子を見つつ星眼→八双に切り替え、ディフェンダーしつつバーサクすることも検討します。バリアが解除されたら完全に攻撃寄りでも大丈夫だと思います。HP50%が近づいてきたら、再びアビ強化はすべて手動切りして、モンブローの薬品使用タイミングを見計らいます。
残り50%・3回目のエビュリエントナリフィケーション後からは、撃ってくる精霊魔法からガ系魔法に切り替わります。フェイスからのケアルのタイミング次第ではHP2桁で踏み留まることも少なくないため、ここからはバリア展開中は星眼・心眼・ディフェンダーで身を守りつつ戦うことになると思います。
残り25%・4回目のエビュリエントナリフィケーションと残り10%・最後のエビュリエントナリフィケーションの間はこれまでに比べて期間が短いため、ずっとバリア展開状態の戦闘になる可能性があります。最後のバリアが解除されればもう恐れるものは何もないため、一気に決着をつけましょう。
事故事例
- モンブローのサムソンパワーと、エビュリエントナリフィケーションが重なった。
- エビュリエントナリフィケーション前の強化アビの切り忘れ。
- エビュリエントナリフィケーションとマイティストライクが重なり、物理攻撃に耐えられない。
- 残りHP50%以降の強化されたガ系に耐えられない。または耐えても追撃のAAで倒される。
- バリア展開中に守りに入りすぎる、またはひるみすぎて削り切れない。
動画
動画ではシャンゴルを使っていますがウコンバサラでもやることはほぼ同じです。
更新履歴
- 2022-06-07: 公開。
- 2022-06-20: 動画追加。
- 2024-02-14: 開幕のフェイス起動タイミングを修正。